愛を込めて花束を。
今日は5歳の息子が「ポケモンの映画見たい!」と前々から言っていたので
見に行ってきた。
でも今日は映画について、ピカチュウがどうだったとか書くつもりはない。
ましてやこの雨で見に行ったもんだから
映画始まる前に服がひんやりしてた事なんてどうでもいい。
映画館はショッピングモールの中にある。
映画を見た後、「庭のナスの支えになる棒買ってきて」と妻からLINEが入っていたので
1階にある花屋さんに行った。
お目当の棒的なものはなかったんだけど
息子が
「ねぇねぇ、お父さん。かぁかにお花買ってってあげようよ」と言ってきた。
今週の火曜日から2歳の妹が体調を崩し今日もまだ完治せず、
母が看病の疲れとストレスで爆発しそうなのを5歳の彼は感知したのだろうか。
「優しいな〜お父さんに似て」なんて言いながら
「どれあげよっか?」と聞くと
「これにしようよ!」と持ってきたのは
明らかに誕生日用のド派手な5,000円の花瓶付きの花束。
「おおおぉぉう。。。。流石にこれはかぁか誕生日でもないし違うのにしよう」
と提案し
「OK、じゃあこれにしよう!」と手頃なブーケを持ってきた。
そのお花を大事に大事に抱えて彼は家の玄関を開けた。
そこには大好きな、かぁかと体調の悪い妹が笑顔で待っていた。
「人を喜ばせるためにお金はこうやって使うんだぜ」
って教えられた気分。
いいもん見せてもらった。