本当にトマトになりたいのか?
落語の噺家さんの世界にはこんな言葉があるみたい。
この人、自分と同じぐらいだな〜と思う噺をしてたら自分より数段上。
この人、自分より上手いな〜と思ったら、雲の上ぐらいかなり上手い。
この人、自分より上手くないな〜と思ったら、その人が自分と同じぐらいの上手さ。
自分の能力をちゃんと理解すること。
これは凄い大切。
悲観するわけでも
謙遜するわけでもなく
ちゃんと向き合って理解すること。
強みと弱みを理解すること。
そして
強みが最大限活かせて
弱みを最小限に出来る仕事って何だろう?と考えて見ること。
そんな仕事が出来たら最高だと思ってる。
昔、相田みつをさんの言葉で
『トマトになれ。トマトになれ。
真っ赤なトマトになれってキュウリに言ってもトマトにはならねんだわ』みたいな詩があって(正確に覚えてなくてすいません笑)、
本当はキュウリなのにトマトになろうとしてる人、沢山いるんじゃないかな。
いや、寧ろ、自分ではトマトになろうとしてることに気付いてさえいない人が多い気がするな。
本当はキュウリなのに、周りからの期待を勝手に背負ってトマトになろうとしてるみたいな。
でもそれは凄い苦しいと思う。
一度、立ち止まって考えるべきなんだね。
本当にトマトになりたいのか?
と。