ベンチャーで働いた経験を振り返る
僕は大学卒業後、飲食のベンチャー企業に就職した。
当時は将来カフェをオープンしようと思っていたのもあり、その勉強のために飲食店で働こうと考えたわけだ。
今で言う、ブラックな働き方だったと思う。
朝早くから終電まで。
休みは週一。
まぁ休みがあるだけマシか。
飲食だとどこも変わらないのかな。
でも仕事は楽しかった。
接客って面白いな!って心から思ってた。
お客さんと飲みに行った事もあるし、賄いも美味いし、今思えば最高に楽しい仕事だった。
でも
自分が働くお店に友達が来てくれたり、同級生が土日休みで残業もなく働くのを見て、なんかいーなーって思っちゃった。
そーゆー所謂、
【普通の生活】
みたいなのもやってみたいなってことで1年ちょっとで退職したわけ。
残業代もないし、労働時間も長いしとか言い訳してね。
でも今、社会人8年やってきて思うけど
あのベンチャーの環境って凄い良かったな〜って。
会社をこれから大きくしていく段階で
裁量もかなりあって、新業態の店を立ち上げた時は本当にゼロから店作って。
こーやってポップ書くと売れるのか〜とか
これ美味いけど売れないな〜
とか色々学んだわけ。
要するに
どうしたら売れるか??
をダイレクトに学んだわけ。
でも当時はその
ゼロイチの経験だったり
お客さんに自分で工夫して売ってみる
みたいな経験の価値がわからなかった。
今の自分が当時の自分にアドバイス出来るなら
【今の経験が絶対将来生きるからもっと本気でやれ】って言うかな。
お客さんの声がダイレクトにそしてタイムリーに聞ける仕事だったから
自分のマーケット感覚を養うにはもってこいだったな。
今振り返ると、、、
みたいなことって良くあるけど
ほとんどの経験が
【あの時のあれがあるから今がある】
って思えるものなんじゃないかな。
過去は変えられないけど
過去の意味付けはいくらでも変えれる。
大卒で飲食のベンチャーに入ったということが
今になっては素晴らしい選択だったと思うわ。