ER
昨日のNHKのプロフェッショナル。
見た方もいますかね?
すごい面白かったですよね
舞台は福井県のとある病院
福井県では救急医療にERの体制を取り入れ、『病院のたらい回し』をゼロにした実績を持ちます
その最先端で活躍されてるのが、昨日出ていた林先生
そもそもたらい回しはなぜ発生するのか
それは、当直に当たってる医師の専門分野以外の診察は出来ないため専門外の患者がきた場合は別の病院に搬送されるため。(えっじゃぁ当直ってあんま意味ないし、制度的に終わってない?)
それに対しERは専門分野は持たず、様々な患者を受け入れ、初期症状を見て診断し、手術などは専門分野の医師に引き継ぐ体制を取る。
専門分野の医師との連携が日々こまめにできているためたらい回しがなく、患者に適切な治療をすぐに施すことができる
もうこの時点でERの凄さがわかります。
患者の症状を見て、
この人にはこの検査だ!
これが疑われる!
と、診断しなきゃいけないわけですが、病気やそれに付随する症状ってどれぐらいあるか想像出来ないけど、恐らくめちゃくちゃあるよね??
その中から、この症状はこれ!って診断するのって本当すごいと思いました
林先生、医師を志したのは漫画ブラックジャックの影響
医師になり、地元の病院に務めるものの、何だか違うと感じる日々
ある先輩に勧められカナダへ留学し、そこでERと出会い、自分の進むべき道を決めたようです
ERの医師は体力づくりが大切との事で足にはいつも重りが入った靴を履き、ランニングマシーンで走りながら論文を読む、1秒も無駄にしない、そんな林先生。
眼差しはいつも優しく、患者を不安にさせません
救急に来た患者、及び家族はものすごい不安な表情を浮かべて来る。それを和らげるのが林先生の役目
昨日出てたのは
クリップを飲み込んでしまった1歳弱の男の子。母親は気が動転し、心配するも、林先生は一言
『クリップ、美味しかったの?ミドリが一番美味しいもんね^_^』
と笑顔で話しかけ、母親の不安を取り除いていた
いやー凄いなぁホントに。
そんな林先生、今は以前務めていた病院を辞め、収入は半分になったものの
『日本の救急医療を変える』
という使命の元、若手の育成に力をいれているようです
素晴らしい
突き詰めて、突き詰めて、突き詰めろ
これが林先生の流儀。
自分のした診断がその人の人生を左右するであるが故に、様々な症状から様々な可能性を疑え。突き詰めて考えろ。
そして、
自分が間違っている
という謙虚な姿勢を常に持て。
と自分に言い聞かせているそうです
これだけで福井県に住む価値があると本気で思いましたね
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